糸島市で実現したい未来とは?
「誰もが、ここにいていいと思えるまちをつくりたいんです」
笹渕たかひろが何度も繰り返すこの言葉には、介護、教育、子育て、地域活動など、あらゆる現場で人と向き合ってきた経験が詰まっています。
糸島市は自然豊かで、子育てや移住にも人気のエリアです。
しかし一方で、高齢化、孤立、子どもの居場所不足など、見えにくい課題も存在しています。
彼が描く未来像は、「すべての世代が安心して暮らせる糸島」。特別なことをしなくても、困ったときに頼れる人がいる。ちょっとしたことで、地域の誰かが手を差し伸べてくれる。
そんな“あたりまえ”のやさしさが息づく街を目指しています。
こども食堂を起点とした地域ネットワークづくりは、その象徴のひとつ。
食を通じてつながることで、「一人じゃない」と感じられる仕組みが広がります。
そして、その仕組みは、子どもに限らず高齢者、障がいを持つ方、シングル世帯など、すべての市民の安心につながっていきます。
また、彼は「行政ができること、地域ができること、それぞれの役割をもう一度見直すべきだ」と考えています。
すべてを制度でカバーしようとするのではなく、人と人とのつながりによって、柔軟で持続可能な支援体制をつくること。
それこそが、これからの糸島に求められているのではないでしょうか。
「困っている人を見過ごさない社会を、子どもたちに残したい。」
そのために、私は動き続けます。
